評判が良いので前から気になってたんやけど、これって実話が基になってるんやね。
頸髄損傷で首から下つま先まで麻痺してるお金持ちとその介護人との交流を描いてる。
悲壮感や自暴自棄な感じとかが漂ってなくて、ユーモア溢れるコミカルなやりとりでとても観やすかった。
黒人の彼のように最初から同情無しに対等に接することができる感覚っていうのが観ていてとても爽快だった。
この作品を観ていて一番感じたのは、人とのコミュニケーションや前向きに生きていくという意味でも「ユーモア」がいかに大事であるかということ。
人生を楽しむには欠かせない要素だ。
いかに笑顔で満たされる環境にあるか？
でも、それって同時に「経済力」っていう余裕の必要性も感じたけどね。
でないとあそこまで質の高い介護なんて受けられないわけだから。
笑えるし、心温まる話でもあり、いい映画だった。
ただこの邦題には前々から違和感があったんやけど、実際に観てみてもちょっとセンスが無い気がする。
「最強」って（笑）
まあタッグチームって考えるといいんやろうね。
