ひでやん

未来世紀ブラジルのひでやんのレビュー・感想・評価

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)
3.7
コンピューターで徹底的に情報管理された20世紀の仮想国ブラジル。
タイプライターに落下した一匹のハエにより、容疑者の名前がタトルからバトルに変わり、善良な市民が誤認逮捕される。

生身の人間よりもデータを信じる情報社会の怖さをテリー・ギリアムが描く。

夢と幻想が交錯する世界観は好きですね。
翼で空を飛び、鎧兜のサムライから美女を救う場面はテリー・ギリアムが作り出す独特のファンタジーだ。

ファッションも音楽も良く、ラストのオチも好きだった。
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