記録。
空白のキャンバス

なんだか癖になってきたカトリーヌ・スパーク主演の恋愛映画。音楽はまたしてもエンニオ・モリコーネ…じゃないんかいっ！

お、あれ？？
3作観てきた中でこれが一番マトモかも。ちゃんとストーリーがあるぞ！

あらすじは…
金持ちのボンボン息子で画家志望のディノ(ホルスト・ブッフホルツ)は、下宿の隣に住む老画家のモデルをしていたセシリア(カトリーヌ・スパーク)に魅了され関係を持つ。あくまで割り切った関係であったはずなのだが、セシリアに別の男との二股疑惑が発覚。それでもディノはセシリアとの関係を断ち切れずズルズルと翻弄されていく…。

恋愛映画と言ってもトキメキ云々のキラキラ感は微塵もありません。あるのは寝るだ寝ないだの話ばかり。

そして小悪魔どころか魔性の女に近い役どころのカトリーヌ・スパークは、基本的に独占欲が強い男の脳をバグらせるに余りある妖艶さ&インモラルさ。

二股を問い詰められて悪びれもせず、
「私と寝れる事に変わりはない」
「どっちと寝ても幸福」
と曰う奔放さに脱帽。
おぉ、そうやなと納得しかけましたもん。

極め付けは全裸でリラ紙幣を敷き詰められるどうやら有名らしいシーン。とても十代の女優がやる事とは思えないんですが、それ以前に紙幣のあまりの巨大さが笑けるw
絶対お財布に入らんww

主役のディノは冒頭で画家を志すのを辞め、仕事もせずに母親に金を無心するカスですが、演じたホルスト・ブッフホルツは『荒野の七人』にも出演の男前。

そんなディノの母親は今で言う毒親みたいなもんで、演じたのは『八月の鯨』等のベティ・デイヴィス。この親にしてこの子あり的なリアリティがありました。

自称・良識ある男として本作のセシリアみたいな女性に関わるのはゴメンですが、しっかりスパーク加点はしちゃいます。

※スパーク加点＋0.2

カトリーヌ・スパークさん主演のシリアスな愛と性をテーマにした作品です。
大金持ちの画家がスパークさんに恋をするわけですが、奔放なので、自分の思うようにならず、狂っていきます。
アート系の映画ではないので、難解ではないです。
心理を掘り下げながら、どこかで理解できない悲しみがこの映画の切なさですね。

　絵のモデルしてる小悪魔セシリアにすっかり魅了された画家のディノはどんどん彼女のペースにハマり抜け出せなくなる！！

　17歳で男を手玉にとるセシリアが小悪魔というよりもはや魔性の女🤣！カトリーヌ・スパーク、まだ20歳なってないのにこの色気はすんごいです😳💖！！二股を問い詰められても「どっちも幸福なんだもん」「私と寝られるんだからいいじゃない」と悪びれる様子まったくないんです🤣すごい自信🤣🙌

　そんなセシリアの魅力にズブズブにハマるディノが絵に描いたようなクズ男でしたねー😂（画家だけにね）自分金ないから金持ちの母にお金を無心しそれをセシリアに貢ぐのは当たり前。母に「何に使うの？」と聞かれると「何でもいいだろ！とにかくよこせよ！」と逆ギレ🤣お前何様やねん🤣！
　奔放なセシリアの二股に嫉妬しまくりなディノは実家がお金持ちなことをちらつかせて結婚を迫るんです🤣が！！縛られたくないセシリアはそれを拒否。唯一の武器のお金でも彼女を射止められないディノになす術なす🍆挙げ句の果てにはディノがセシリアに貢いでたお金を、セシリアは浮気相手に貢いでたのが発覚し「おれの金を😡！！」と激昂するんですけどそれ母の金ですやん🤣！最初から最後までどうしようもないクズ男すぎて全っ然共感できなかったです🤣🤣

　どうやら名シーンらしいセシリアが紙幣で身体を覆うシーンも、「イタリアリラってこんなでかい紙幣だったの🫨！？B3くらいあるから財布には絶対入らんしどうやって持ち歩いてたのこれ🤣」って違う意味で衝撃でした🤣🤣

　1週間のうちにカトリーヌ・スパークの作品続けて観てる僕も気づけば彼女の魔性に魅入られた男の1人なんでしょうね🥰相変わらず可愛かったです🥰


　
　ちなみに先日訪れたトルコ🇹🇷の通貨もリラなので気になって調べてみたら、もちろんイタリアリラとトルコリラは別物🤣イタリアリラは2002年に撤廃になって現在イタリアはユーロのみ流通してるらしいですね🤔！EU加盟国の間で共通して使用できる通貨ユーロですが、どこの国も自国の通貨とユーロを併用してると思いきやイタリアみたいにユーロのみの国もあるんですね🤔🤔初知り〜。
　…と思ったんですが、過去に訪れたことのあるドイツ🇩🇪スペイン🇪🇸も調べてみたら今はユーロのみの流通っぽそう🤣あれーそうだったっけ🤣🤣？僕はユーロ使ってたけどそれぞれ自国の通貨もあった気がするんですけど🤔（と思うけどどんな通貨だったか聞かれると全く覚えてない🤣）EU加盟国はユーロに統一されてるんですかね🤔🤔お勉強になりました。