狂ったバカンスの作品情報・感想・評価

狂ったバカンス1962年製作の映画)

LA VOGLIA MATTA

製作国:

上映時間:108分

ジャンル:

3.3

「狂ったバカンス」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

3.9
超絶可愛いカトリーヌ•スパークがカラーで観られないのは誠に残念ではあるが、内容的には同年の“太陽の下の18才”より面白い。自分の娘くらいの歳の娘からの要望で下心から髭を剃り落とし、ドヤ顔した瞬間に玉砕するオッサン。エンドレス•サマーが幻想だったと知った時の切なさは老いも若きも変わらないのだ。良作。
ロリータ、カトリーヌ・スパークに振り回されるトニーノが可哀想で💦
髭を剃れと言った後「似合わないわ!付け直してっ」とかこりゃひどい(笑)
でも、ギターを弾きながら歌うカトリーヌ・スパークの可愛さにはもういくら髭を生やそうが剃ろうがかまわないのだろうなァ☺️💭
独り言

独り言の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何もかも持っていても若さだけはもう戻らない。

カトリーヌスパーク目当てで若い頃映画館で観た時、前座のトークイベントで川勝正幸が来てて哀しい映画だと言っていた。
上映はじまったら物凄く笑えたので、おじさん側から観たら真逆の映画なんだなぁと思ったのを覚えている。
自分に若さという残酷さが無くなった今、再鑑賞したら違って見えるんだろうか?

溺れたシーンの翌日の新聞一面は笑った。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
アントニオ…痛々しいわ…(笑)
若者に負けないと頑張って泳いで溺れたり16歳の女の子(C.スパーク)に結婚を迫ったり…。トホホ。
妄想してないで早く息子の所に行ってあげてよーと思いながら観てました(笑)
C.スパークのボブヘアーが可愛すぎ!!
18歳に続いて!
晩夏

むち打ちからのキスシーン食い入るようにみた
散々振り回してポイなのがいい…
小悪魔系な役
カトリーヌスパーク可愛すぎ問題。
39歳のおじさんが、16歳の女の子に恋をするお話。

39歳のおじさんは、若者の不良グループに絡まれてひっちゃかめっちゃかになるも、だんだんとその中の女の子の一人に惹かれていく。

水着+ワンピース姿のカトリーヌスパークが可愛すぎて「私と結婚したいかと聞いてるの」と言われたら、立ち上がって「喜んで!!」と叫んでしまうほどである。
あぁ、若いって良いな!
カトリーヌ スパークの魅力がスパークする!!
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.2
みてておじさんが憐れになってきてかなしかった。
カトリーヌスパーク、ちょいちょい激かわいい仕草してた。

死んだ際の新聞考えちゃうところすき。

技師さん、とかおひげさん、とか、名前で呼ばないのがまたかなしい印象だった
yayuyo

yayuyoの感想・評価

3.0
カトリーヌ、といえばドヌーヴがパッと出てくるけど、私はこの映画のヒロイン、カトリーヌ・スパークも大好き♡
小悪魔な雰囲気が魅力的!

主人公の技師、トニーノもやはりスパーク演じるフランチェスカに夢中。

1章では、トニーノをおちょくる悪ガキ達にイライラし、彼に同情してしまうのですが。
2章になると一転、年甲斐もなくフランチェスカ(もうすぐ16)に入れ込むトニーノおじさん(39)が只々滑稽に見えてくる。

自分では女にモテて、まだまだイケてる!
と思ってるけど、お腹は出てるし、泳ごうと思ったら溺れる始末
(運動会でこけるお父さん達を思い出した)。
何とかして若者に混ざり自分の若さを主張するも、やればやるほど若者との差が歴然としてしまい、
居心地の悪さをこちらまで感じてしまう。
私も30代になり、フランチェスカよりトニーノの方が歳が近いわけで…
イタイ、こうなりたくない!!いや、むしろ既にこんなんなってたらどうしよう!?と他人事ではなくなってきた。笑



最後のシーンは…虚しかったなぁ。
まぁ、一夏の恋なんて短く儚く、花火のようなものですからね。良くも悪くも思い出に残る出来事だったことでしょう。

ちょっと退屈なシーンが多いんですけど、カトリーヌ・スパークを観るにはうってつけの映画でした。
やっぱり可愛い。
emily

emilyの感想・評価

3.8
離婚して若い恋人をローマに住まわせている技師で、経営者の中年アントニオ。寄宿舎に入れてある息子に会いに行く途中、道で若者達に出くわし、ガソリンを取られ、彼らのバンガロに連れ込まれて、良いように利用されてしまう。何度も息子の元へ向かおうとするが、彼らのいたずらの数々に妨害され逆戻り。彼らの中のフランチェスカの美しさに魅せられ、どんどん惹かれていく。彼女はただからかってるだけなのだが、その美しさに翻弄され逃れられない。

典型的な若者たちの世界に放り込まれた中年おやじがもてあそばれ、その世界にどっぷりと浸ってしまう様を鑑賞する本作。若者たちの華やかな世界の夢物語、音楽とお酒におぼれ、うわべの笑顔でのふるまいと相反する残虐なアントニオに対する態度がいたたまれない。しかし彼を虜にしてしまうフランチェスかを演じるカトリーヌ・スパークの可愛さは絶品である。水着への着替えシーンや、バスタオルを巻いた姿や、短いワンピース、ボブが風に揺れてその可憐な美しさに観客も魅せられる。

すべてにおいて軽く捉えてバカンスを楽しむ彼ら。それに反して、現実と夢がごっちゃになってしまうアントニオ。自分の姿を鏡に映して、自分って行けてると思える辺りが、おじさんの悲壮感が漂う。車のアクセルを踏む足にフランチェスかの足が重なり、今まで出したことのないスピードを出し、自分の死亡の新聞記事を妄想する。現実と夢が交差していく。。

少年たちより、自意識過剰で、考え方が非常に子供である。酷いと思ってた少年たちのほうが、なぜか現実を冷酷な目でとらえていて、彼より随分大人に思えてくる。第二章に入ってからは、さらに彼のお茶目な部分がどんどんあらわになってくるのだ。

ひげを剃って、誰かに気が付いてほしくて笑顔を振りまいてみるも、だれにも気が付かれない。気づいたのはフランチェスカだけである。若者達の中で、本人は違和感なく溶け込んでいると思っていると、一気にどん底に突き落とされるように何度も裏切られる。それでも女に魅せられてしまった男は、何度も信用して、裏切られての男の嵯峨を見る。

時代を感じさせないテーマは色あせない。軽いバカンス物の中には二面性を持ち合わせており、男と女の関係性を夢物語の一時的な物の中に落とし込み、しっかり終わりを告げるのが良い。少年たちは現実への切り替えが早いが、おじさんは時間がかかる。息子の元へ向かう車の中、どんどん後ろから車に抜かれていくシーンはなんとも切ない。抜けたかった現実が、抜けたくないそれへと変わっている。

散々な目にあったけど、おじさんにはできない経験は、きっとふとした瞬間に笑顔で思い出すのであろう。バカンスの中にひときわ現実的な戦争映画の映像が良いスパイスとなり、現実と夢の対比となり後味を引く。散々な目にあったバカンスこそ後から考えればよい思い出になってたりするもんだ。
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