ショウコ

デッドリー・フレンドのショウコのレビュー・感想・評価

デッドリー・フレンド(1986年製作の映画)
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「お札を貼るのではなく、死体の脳ミソに小型コンピュータをぶっ刺して蘇らせる」…って事で洋版キョンシーと言えそうです✨
さらに、各単品だけでも勝負できる濃ゆい要素がいくつも盛られた素晴らしいB級ホラー。夢がたくさん詰まってる


★主人公は大学に飛び級できちゃうぐらいの天才少年。彼の開発したAIを組み込んだ自律型ロボはジョニー5(ショートサーキット)ソックリです。いや大丈夫か?って思ったけど公開は同じく1986年。そういやプロテクター101(キルボット)もガンタンク型で86年…流行ってたんかな。出番少ないし適当でも良いのにめっちゃ精巧なデキ

★ロボはお向かいの偏屈ババァに破壊され、後に蘇生させられるお隣の美少女は親のDVで死ぬ。被害者同士をくっ付ける事により「殺された者が自分自身で加害者に復讐する事」を実現しています💮

★小型コンピュータは主人公の命令を聞く仕様になっており、強制リモコン操作も可能…つまり「好きな異性を思いのままに出来るエ浪漫」って事ですね。死後硬直で関節ガチガチだし顔色は最悪だし童貞なのでそういう展開にはなりませんけど

★幼少の私に何度も悪夢を見せたショックシーン。「ボールをぶつけられた老女の頭部がボールと入れ替わるダイナミックトレード」と言われて思い浮かべる画ヅラの3倍スゴいです必見!大人になってちょっとは目の肥えた今なら…と克服するつもりだったのに敢えなく返り討ちで大喜びよ👍ヘッドレス状態で数歩ヨロめくのがとても良い



水増ししたのがバレバレの「主人公がうなされて見るグロ恐い夢」と、しんみりエンドの余韻を台無しにする「蛇足でしかない阿保なオチ」を除けば名作だと思います

鑑賞後、Yahoo!ショッピングで「キョンシー コスプレ」って入れたら普遍的デザインのやつに混ざって凄いの出てきましたチェック✅裸エプロンかな
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