サンタ

スタンド・バイ・ミーのサンタのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.2
「スタンド・バイ・ミー」
原題「Stand by Me」

“爽やかな驚き。”

スティーブン・キングの短編小説「死体」をロブ・ライナー監督が映画化したノスタルジックな青春ドラマ作品。
中学にあがる直前の、12歳の少年青春時代を描いている作品で、胸にグッと来た素晴らしい映画でした!
『死体探し』の大冒険が今作の見どころ!
一つ一つのエピソードが面白く、特に一番印象に残ったのは、沼に嵌ってヒルに噛まれる話です!
ヒルが身体に付いて、自らの身体を蝕み、恐怖の存在に気づくという少しホラー調なエピソード。Tシャツを脱いだ瞬間、ヒルが身体にへばり付いてるシーンは鳥肌が止まりませんでした(笑)
主題歌のベン・E・キング(Ben E. King)の「Stand By Me」も良かったです!
最後に、60年前のアメリカの片田舎を描きつつも、それが万国共通の郷愁を醸し出す、この懐かしさの共感性こそが、本作の最大の魅力だと思います。『青春』は気付いた時には、二度と手に入る事のない大切な宝物。その思い出を詰め込んでいるからこそ、もう一つの『青春』としてこれを見る人の中に、長く生き続ける名作だと思いました!
『青春』を味わいたい方はおすすめ!

〜あらすじ〜
真面目な性格のゴーディは、何故か家庭環境に問題のあるクリスとテディ、そしてお調子者で太っちょのバーンといつもツルんでいた。ある日バーンから聞かされた話が元で、4人で2日間の大冒険へと出る事となる。そしてそこで体験した事は、生涯忘れられないものとなり...。

2020-201(11月24日に鑑賞。)
2021-47🛤

前々回(2020年7月24日)・・・★4.0
前回(2020年11月24日)・・・★4.1
今回(2021年5月28日)・・・★4.2
             ★0.2UP✨
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