このレビューはネタバレを含みます
大人になってから観るべき作品だが、大人になる頃には子供心を忘れてしまっていたりする。
ネグレクトや児童虐待など様々な闇を抱えた12歳たちが、ヒーローになろうと同い年の死体を探しにいく。道中語られた『人はみな死に向かって生きている』が彼らの旅を俯瞰しているようで、死と生について考える面もあって、ただ懐かしむだけではない映画としての作り込みが素晴らしい。
自分は12歳の時の友人とまだ親友のままでいるので、クリスやテディ、バーンらのその後がとても名残惜しく、でも愛おしく感じた。