さとし

スタンド・バイ・ミーのさとしのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.6
フィルムファン・クラシックス最終回。
これは紛れもない不動の名作ですね。何度見てもいい青春映画です。

少年4人は好奇心からレイ ブラワーの遺体を観に行く旅に出ます。

ゴデイー役のウイル ウiイートン、テデイー役のコリー フェルドマン、バーン役のジェリー オコンネル皆よかったですね。ウイートンの目の演技、フェルドマンの泣く演技、バーンのドジっぷりどれを取っても子役にしては良い演技でした。得にテデイーが犬の飼い主に攻め立てれるシーンはあの年齢にしては難しいですね。何とも複雑な心境です。

そして、この映画がきっかけでその後レジェンドとなっていく二人の存在が有ります。まずはキーファー サザーランド。彼の悪役ぶりは良いですね。まだロスト ボーイズやフラットライナーズに出演する前でしたし、とにかく若いです。まさかの今となってはアメリカ大統領を演じたりジャック バウワーになったりましてや私生活でジュリア ロバーツをジェイソン パトリックに結婚式当日に奪われるとは夢にも思わなかったでしょうね。しかし、彼の不良ぶりはすごいです。

そして、何といってもレジェンドと言えば、リバー フェニックスですね。クリス役はそんなにすごさを感じませんでしたが、亡くなった当時の事ははっきり覚えています。まだ学生だった頃、姉がファンだったのでわんわん泣きましたね。学校へ行けば、先生達が涙していたことを覚えています。それくらいインパクトのある出来事で リバー フェニックスとアイルトン セナのダブルパンチが90年代になって起きたのを鮮明に記憶しています。

監督はロブ ライナー。この人はいろんな作品を手がけていますね。原作はステイーヴン キングなんですね。初めて知りました。エンドクレジット嫌いだった私としては今回初めてエンドロールまで見ていろいろ勉強になりました。

さあ、明日は格調高い作品を見るのでこの辺でこのシリーズを終わりにします。
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