どーもキューブ

ゴッホのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッホ(1990年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 画家ゴッホと弟テオ


監督ロバートアルトマン。

テレビシリーズでゴッホのドラマ監督を行い、その流れで既にあった脚本で製作。

図画工作で習う画家ゴッホについての伝記映画。

若者期から死まで描いてます。

原題は「ヴィンセントアンドテオ」

ゴッホと同時平行で彼を支えた弟テオについて描かれてます。

アルトマン、ティムロス、ゴッホについて興味がある方ご覧くださいという感じ。

以下不満。
Wikipedia調べですとゴッホは狂気で不潔だったというキーワード。

主役この頃無名のティムロス。

オーディションで勝ち得た役らしい。ですんで、ティムロスがやるとお上品すぎて。

デカい声や狂気めいた事(自害、自殺等)も史実にのりやるんですけど、

全然品があるしなりきりが服装レベルに終始。

不潔な感じがしない。

あとアルトマンも心配していた彼の強烈な英国訛り。

なんか訛りすぎてゴッホじゃなくてティムロスなんですねー。

あと弟と画商界、ゴーギャンとのエピソード等ツメすぎ。

ゴッホの狂い、苦しみがまるで浅すぎ。

アップ、室内活写多様(猛烈なアップからゆっくり引く手法)

製作費が安上げカツカツな現場と脚本のアラが見えます。

本作はまるで健康優良人なゴッホ映画。

いろんな役不足に見えるゴッホさんでした。

作品的に普通ですがどーもチョイ満足。

2009年7月レビュー
どーもキューブ

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