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ターミネーターのtsubasaのレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
3.7
「I’ll be back !!」

監督とシュワルツェネッガーの出世作!
何と言っても見どころは、いくら攻撃しても追い続けてくるターミネーターことT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)との終わりの見えない鬼ごっこ🏃‍♂️💨

1984年公開の低予算映画(たったの640万ドル)なので、今見るとアラやツッコミどころが多く見つかる。しかしSF設定はしっかりしてて、単純な追いかけっこなのに退屈させないつくり、伏線と回収の見事さ、続編を期待させる終わり方などが素晴らしい。
「過去の誰かを暗殺」というジャンルの先がけ。
 
そして、カイルとサラのラブストーリーも完璧!後半のカイルとサラとベッドシーン、
これほどまでに意味のあるベッドシーンが他にあったかな??
ジョンの父がカイルだったと判明するラストシーンに向けた大きな大きな伏線。

「背は僕と同じ、目は君に似ている」
「彼の為なら死ねる」
「ジョンの父親のことはよく知らないが戦争前に死ぬ」

完全にカイルが父親であると示唆したもので、こういった伏線が一気に回収されるラストは本当に素晴らしい!!

本作にはお蔵入りになったエンディングが幾つかあるそう。
なんでも俳優の演技が気に入らないとのことでキャメロン監督がボツにして撮り直したとのこの。
お蔵入りになったエンディングでは、破壊されたT-800のマイコンチップを技術者が回収するシーンがあったり、最後の戦いを繰り広げた場所がサイバーダイン社であったりと、より続編を強く匂わす描写になっていたそう。
その映像はBlu-rayやDVDの特典映像でも観ることができるらしいので是非!
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