みかん

ホーム・アローン2のみかんのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)
4.0
クリスマス映画といえばホームアローン🎄✨
続編にあたる本作も子供のころ何度も見てワクワクした思い出。
本作も10年以上ぶりに見ましたが、やっぱ楽しい!

本作はNYが舞台!
ケビンは高級5つ星ホテルのプラザ・ホテルにパパのクレジットカードを使って宿泊し、やりたい放題。
今の時代だとかなり無理がある展開ばかりだから、ある意味新鮮でぶっ飛んでる!
飛行機のチケット確認せず子供だけ乗せて空いてる席に座らせるとか、ホテルも子供だけ先にチェックインなんて出来ないだろうし、父親が後々チェックインしないのも記録で気づくよなー。
タクシーも子供一人で乗れるのかな。
昔はこんな緩かったのか、当時もかなり無理がある設定だったのかな。
まぁ、コメディなので突っ込むのは野暮かな。

映画的な画面の派手さもパワーアップしてるし、街並みや人々の冬の装い、クリスマスの装飾できらびやかなオモチャ屋まで、全てがお洒落!!
今回はそんな街中やオモチャ屋、改装中の家でまたまた泥棒コンビを懲らしめる。
ケビンの罠もよりパワーアップ!
クリスマスだからこれくらい派手で豪快だと盛り上がる!
それ死んじゃうやろ!ってレベルの罠ばかりで、前作より可愛げはない笑。
泥棒コンビにも愛着わいちゃってるから、ちょっと可哀想になった笑。
今回もしっかり証拠を揃えて警察も呼んでるし、ケビンは抜かりない。

前作と同様、ドタバタコメディだけでなく、公園で出会ったハトに餌をあげてるおばさんと小さな新しい友情を築いたり、人と人との繋がりの大切さもきちんと描かれてる。
孤独をちょっとだけ分けあう二人に心温まります。
"ハートも使わなきゃ持ってる意味がない 勇気を出して使わなきゃ 傷ついてもまだハートがある"って台詞が素敵すぎて、ケビンの素直さや優しさが詰まってるなって思った。
めっちゃ良いこと言うなぁ。
あと、友情と愛のシンボルであるつがいのキジバトのオーナメントをくれたオモチャ屋のおじさんとか、最高にあたたかくて粋だなぁってほっこり。
そのおじさんに宛てたケビンの手紙でさらにほっこり。
そしたら追い討ちでラストのクリスマスツリーの下に届いたプレゼントの山に、おじさん最高か!!ってなった。

大都会の大きなクリスマスツリーの前でママと再会するシーンも素敵でした!

ちなみに、当時プラザホテルのオーナーだったドナルド・トランプ元大統領の姿もちらっと映ってましたねー。
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