ミサキ

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]のミサキのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズEGを見た後、狂った様にシリーズを見直していたのですがほとんど一周してしまい、次は何の映画を借りよう…と思っていたところで目に留まったのがこちらでした。そういえばこれもマーベルじゃん!と。小学生のころによく見ていた記憶があったとはいえ、制作年2005年という文字をみてびっくり。もう14年前の映画なんですね。時の流れって早い…。

我が家、私以外はあまり映画(特に洋画)は真面目に見ないのですが、これをレンタルしてくると母や妹から「これ炎人間が出てくるやつ! あとゴムと、透明人間と、岩男だっけ?」とちゃんとそれぞれの能力を言われ、そんなに印象に残ってるのかこれ!と驚きました(笑) 私が持病の「同じ作品を何度も何度も繰り返してみてしまう病」を、小学生のときもやっていたと思うのでその影響かもしれませんが…。

それも踏まえるとファミリー層が見ても話が分かりやすくて良い作品だと思うのですが、アベンジャーズシリーズを見た後だからか、戦う理由もスケールも小さめに感じてしまいました(笑) ある日突然事故で超能力を得てしまって困っているところに、その事故のせいですべてを失った男から逆恨みされ命を狙われる…という。でも人間が争う理由ってそんなもんなのかもしれませんね。突然能力を得てそれに対する向き合い方も個性が出ていて◎。冷静に元に戻る方法を探るリードたちと子供で単純に喜ぶジョニー、見た目まで変化して恋人も失ってしまい荒れてしまうベン。(ビクターは能力自体は神の力と言っていたもののそこまで思うところはなさそう) 感じるものもそれぞれでした。

しかしなんといってもクリエヴァが若い! 観ようと思った切っ掛けも目に留まったというのに加えて「そういえばクリエヴァ出てたやん!」と思い出したのもありました。キャップを演じる彼を見た後だからチャラ男で若々しくて元気なジョニーを見ると反動がすごかったです。でも逆にキャップを演じるまでってこんな感じの今どきの若者って役が多かった気がしますね。ジョニー可愛い。

小学生の時は単純に面白い!とだけ感じていましたが、20代ももうすぐ半分が過ぎようとしている今となってはちょっと展開が弱いと感じてしまいオトナになるっていやだなあと思いました(笑) 今作は完全に続編ありきの顔見せ導入映画って感じですね。

実は続編、見たはずなんですけど内容をまったく覚えていないのでまた改めて見てみようと思います。(髑髏島の件といい最近の自身の記憶力に不安が…) 2015年のリブート版に至ってはこれを借りて改めてあらすじをネットで検索するときまで一切知りませんでした。随分酷評みたいですが…。百聞は一見に如かずなので見るだけ見るつもりです。すぐに見るかは置いといて。

最近はストーリーも能力も複雑で分かりづらい映画が多いので、久々に頭を使わずに楽しいSF映画を見た気がします!
ミサキ

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