特濃ミルク

ミッドナイト・イン・パリの特濃ミルクのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ウディアレン監督のロマンチックなファンタジー映画。パッとしない脚本家兼小説家の主人公が、真夜中の街を走る謎の車に乗って、1920年代の芸術最盛期、所謂「黄金時代」のパリへとタイムスリップする。そこにはフィツジェラルド、ヘミングウェイ、ピカソ、ダリ、ルイスブニュエル、TSエリオット等々、名だたる天才たちが集まっていて…。
 作家たちの人間関係やらについての知識はあんまりなかったけど、割と楽しめた…かな。ヘミングウェイはやっぱりゴリゴリマッチョな思想を持っているタイプで、ダリは奇想天外の変わり者で、とか結構ステレオタイプなイメージを一つでもいいから持っていれば分かりやすいと思う。
 個人的には主人公がルイスブニュエルに「皆殺しの天使」のアイデアを教える所が好きだったな。何故貴族たちはあの部屋から出ないのか、随分悩まされる問題だったが、どうやら監督自身もその理由を知らなかったようだ(?)。
 
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