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ミッドナイト・イン・パリのSHiNのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.5
2度目の鑑賞なんです、、が
1度目は何故か物語序盤で寝てしまい、しかもギルが夜中のパリで0時の時計の鐘を聞く場面までも辿り着けなかった!!
夜はこれからだったのに!!
ミッドナイトインパリなのに!!
起きたらエンドロールで隣で観てた奥さんはかなり楽しかったようで、その時の温度差ったらなかったです……
なんてそんなどうでも良い話しは置いてといて。


真夜中に起きたパリでの奇跡、しかと見届けてきました。ブルーレイを買ってから1年ぐらい経ち、やっと観直すことができましたが、もっと早く観れば良かったと思うほど、本当に良い映画でした。
良い映画を観たな〜。と心から感じられたのはなんか久しぶりな気がする。


序盤での、自分の理想と現実のズレ、そして憧れる古き良き昔に思いを寄せる自分からの、
終盤でそれが入れ替わり、前向きなこれからを想像させる結までの流れがとても丁寧で、綺麗で、可笑しくて、素敵な映画でした。


登場人物も、誰もが知るような歴史に残る芸術家が出てきておおっ!となり、またそれを演じる俳優陣の豪華さにまたぅおぉ!?となりそれもまた飽きない。
1番驚いたのは、あのアントマンの敵だったハゲが、ハンサム小説家ヘミングウェイだったこと。
前インスタでヴィン・ディーゼルの写真に髪の毛と髭を後から足した画像があって、普通にそこらのイケメンマッチョモデルと勘違いしそうになったのを思い出しました笑。ここまで印象が変わるものなのか…!
※ただしステイサムだけは例外


男性陣もみんな素晴らしかったんですが、この作品に出てくる女性陣はまた皆美しい。
レイチェル・マクアダムスは今回あんまりに好きになれない役柄だったがこれはまさにそういう役だから良いです。すごくセクシーだし。良いんです!
マリオン・コティヤールは髪型がなんだかおばさんくさいのに美人で良いです。時代が1920年代からきっと良いんです。
でもなんだかんだ1番良かったのはレア・セドゥ。完璧。顔に無駄がないから透き通っていて、そのクリアな透明感というか人物タイプが尚更この作品では他のキャラクター達と対比になっていて光ってた。
他にも素敵な女性は居ましたが今回はレア・セドゥです。
彼女をもっと見たくなりました。


ウディ・アレンの作品については、まだ全然観れてないのでこれを機にどんどん観ていきたいです。
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