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ブルーベルベットのan0nym0usのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

うーん…リンチ監督作品のレビューはどう書きましょうかね🤔ほろ酔いレビューなので乱文になりそうですが…

えっとね…候補は2つ!

①お淑やかな感じで…影絵芝居!
②an0nym0us通常運行の…ドM!

はい!サトります!(爆)←懐かしいw

ご注文は…ドMですね😏
では、ドMを含むレビューにいたします👍

平和な街の、暗闇の中に蠢く悍ましさ。
理性的なようで狂気を孕む…
人間そのものの重層的な表現でしょうか。

監督作品の中では、比較的大衆的なタッチだった印象かな…と言うほど全部を観た訳でもないんですが😅

平常って、抑圧して制御されてるでしょ?
『埒』の内側は良識的で善良な子羊たちのテリトリー。その中に一滴の異常を垂らすと…彼等は途端に大騒ぎする。不都合な秘密が暴かれると、彼等の美徳が損なわれるから。

それが『社会』って名前のケージ。

人間社会って動物園にしか思えないよね(笑)
ケージが開いても、頑なに檻から出ようとしないあたりがもう…色んな意味で手遅れすぎて笑えちゃいますよねー😆

もし自分が解放された側に立っていて、少し離れた場所から子羊たちを観測するのだとしたら…道徳や良識という箍が外れる事を恐れて、自縄自縛に安心している人々の姿の方が、マゾヒスト集団に思えませんか?

たぶん私の感性がおかしいだけなんで、酔っ払いの戯言だと思ってもらえれば安心なんじゃないでしょうか?(*´ω`*)

暴力的だとか、悍ましいとか…ブロイラーを精肉処理している人間に比べれば、フランクはまだ正直で真っ当に思えちゃうし、食肉コーナーの猟奇性に寒気を感じない私の方がどれだけ感覚麻痺のサイコパスだろうとか…ね。前にも似たような事を書いたけど(笑)

対極では、肉体性を罪悪視するような…例えばベジタリアン的な主張だとか戒律だとかって…ジャイナ教みたいな『殉教』にまで行き着く極端なものもあったりする。動物としてはおバカの極みだけど(爆)

よく言う『七つの大罪』なんてのも…
自分たちを戒めるための鎖を自前で用意って事だよね?禁を破っても『罰』を与える訳でしょ?ただでさえドMな上に、更に罰するとか…もはや『ご褒美』ってことなの?😅

困った話ですねー…
人間てのは『真性のドM』でした(爆)

本当は他にも脱線事故が起きてたんだけど…長くなるので中略させていただきます👍(笑)

色々と端折った結論として…
人間を滅ぼすのは『理性』なんでしょうね。

うー…暗闇を覗き込みすぎて、前後不覚になりそうです🤢イエベ秋の私には、深い青色は肌に合わないのかも?(苦笑)

ほんのり非線形で、悪夢的…確かにリンチ監督の特徴を知るにはピッタリの、入門書的な作品かもしれませんね。

ただ…個人的には、ちょっとベクトルがズレて感じるので、監督とはそんなに仲良くなれなそうな雰囲気。もしかしたらそれさえも、リンチ監督の思惑なのかもですけどね😅

影絵芝居が気になった方は、またそのうち…
もしマルホランド再見したら、そっち方面でレビューするかもなので…乞うご期待!(笑)
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