新作のための復習として見直しました！
当時も劇場で見て、3D初体験だった懐かしい衝撃を思い出します。
ただ、個人的にはキャラクターのビジュアルもストーリーも、当時はあまりこの世界観にハマれませんでした。
周りでも大絶賛してる人も多かったし、あんま好きじゃなかったって言いにくかったなーって思い出。
でも意外とフィルマークスの評価は高くないから、好き嫌いははっきり別れる作品ではあるんだろうな。
ぶっちゃけ私は、3Dの良さは本作より同時期に公開してた「アリス・イン・ワンダーランド」のほうが幻想的で綺麗だし衝撃だった印象でした。
当時は映画を意識して見ることもしてなくて、話題になってたから見た程度だったし、一生分の青を見たなって感想を抱いたことくらいしか覚えてなかった。
今見直したら新しい発見もあるかもって期待していざ観賞。
ジェイクがアバターとリンクして、侵略目的の惑星で恋に落ちて人間やめて惑星で生きてく話っていうざっくりな流れくらいで、細かいシーンやキャラクターはびっくりするくらい覚えてなかったから初見くらいの新鮮さで楽しめました！
映像は今見てもかなり綺麗だけど、CG特有の作り物感は若干感じてしまう。
当時は革新的って言われてましたし、これは最近の進化した映像技術に目が慣れちゃった贅沢な弊害ですね。
モーションキャプチャーだとは思うけど、今見ると表情が一番違和感あったかも。
人間の表情に慣れてるから、瞳の瞬きとかは細かいけど、大きな瞳に黒目が小さくて、目を細めたりとか目尻が下がったりとかもあんまなく、目で感情を追いにくいからなと思った。
あと、人間世界とアバターのミスマッチ感も違和感で、青が鮮やかすぎるんかな？って思ってたけど、パンドラに入って周りが鮮やかな世界になったら逆に青の鮮やかさが際立っていてすごく良かったです。
しっかし、アバター達のビジュアルはやっぱ見直してもあんま好きではなかったです。
目が離れた動物っぽさとか、異様に細い身体とか。。。
これは好みだと思いますが。
キャラクターを愛せないとなかなか作品も愛せない私は、だから当時もハマらなかったんかなって思いました。
このへんの印象は、見直しても変わらなかったな。
ネイティリはゾーイ・サルダナで、ガーディアンズのガモーラ。青の次は緑笑。
彼女の素顔の役見たことないので、見てみたいなって思いました。
星の真の価値やそこに住む民を理解せず、侵略を繰り返す人間の傲慢さを描く。一方で、そんな星や民を愛して理解しあえる美しさもある。
いつの時代もその違いによる争いの繰り返し。
人間にも良いところはあるし、ジェイクが人間やめるのはしっくりこなかったってのが正直なところです。
人間のままだとあの星で生きてけないけどさ。。。
こういう作品見ると、何も考えないで気軽に楽しめる作品が見たくなる。
本作はそこまで複雑じゃないしちょっと違うけど、もともとメタファー要素や複雑な伏線とかメッセージ性が強すぎる作品より、エンタメ娯楽作のほうが好きなので。
ちなみに私の一番好きな作品は、同じキャメロン監督のターミネーター2です。
タイタニックもかなり好きだったし、同じ監督作品でも合う合わない作品があるってのがまた面白いです。
新作は3時間越えで最初は見るか迷ってたけど、キャメロン監督が挑んだ映像技術の進化に絶賛の声ばかり聞くので映画館で体感しないとかなと。
ちなみに、新作は本作を当時一緒に見た友達と行く予定です。
当時は4人くらいで行ったけど、環境が変わった今も映画好きで一緒に映画館にいくのはその友達くらいですが、13年後も二人とも映画好きで一緒に見に行くなんて思ってなかったなーと。
なんだか感慨深く感じた思い出作品でした。
