しゅんかみ

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲のしゅんかみのレビュー・感想・評価

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 スター・ウォーズがいよいよ盛り上がってきた昨今、いろんな方のスター・ウォーズとの関わりを見聞きできるのが楽しいですね。

 特にこの『帝国の逆襲』で明かされる「あのネタバレ」の知り方というのは、人によって様々なんじゃないでしょうか。
 というか、ネタバレというにはもはや有名すぎて、もはやネタバレでは無いと思うし、どうやって知ったかを覚えてない人もいるくらい?

 僕の場合は、SW自体を観たのがなぜか次作の『ジェダイの復讐』からだったせいで、話がすでにその前提で進んでいたというなんとも残念な知り方でした。
 で、最近ふとアメリカの子ども達がこのネタバレを最初に知る動画、というものを見つけてしまいしばらく観てたんですけど、お父さんに「ウソ!?本当に??」と聞いてたりあの事実を受け入れられなかったりと、かわいいリアクションだったので、いつか自分の子どもが小3くらいになった暁には、SWシリーズを観せてその姿をカメラに収めたいなあと画策しています。

 『帝国の逆襲』はその名の通り、銀河帝国が反乱同盟軍を追い込んでいく話であり、その中心であるルーク、レイア、ソロも真綿で首を絞めるように囲い込まれていく、1作目と打って変わった味わいがあるかなと。

 そんな中でも特筆すべきなのはAT-AT、AT-STなどのウォーカーのかっこよさ。というか威容さ?戦場にあんなのが現れたら絶対逃げ出しますよ。かと思えばワイヤーぐるぐるで倒されるというのもお茶目だネ!
 あと、R2がシリーズ中で1番可愛いんじゃないかな。二本足でモジモジしたり、文句言いながら健気に修理したりするシーンには萌えを感じますね。


 旧作のレビューを読んだりすると、「今観ると古臭い」的なことが書いてあって、まあ確かにそうだなと思いつつ、同時にもはや感覚が麻痺しているので「そんなことねえ!」と思ったりと、忸怩たる思いをしていたんです。

 でも、『フォースの覚醒』は違うと思います。予告を観る限りでは、空中戦シーンなんかのカメラワークは今の水準でめちゃくちゃ激しそうでありながら、SWらしさのようなものは失われていない映像になっていると思うので、新たにSWを観る人も、昔からのファンもきっと楽しめるものになっていると思います。
 『フォースの覚醒』から始まる新たな3部作(とスピンオフ)が、観たらSWの虜になって、翻って旧作の面白さを再発見できるようなシリーズになっていたら…これほどワクワクするものはないですね。