右往左往しながら買い物をする脚からはじまる第4作。居場所を見つけたせいかパリのアパートのロングショットは消えている。
優柔不断だったレオも安定...してなくて相変わらずだらしがない。むしろ結婚してもなおレオの顔で押し切る凄さがある。デート中に別れた女に(3回も)電話をかけるとか正気の沙汰じゃないけど、許せないではない。(顔のいい人間の道徳観てこういうものなのだろうか)
キョーコの造詣は前世紀のジャポニスムで止まっている感はあるが、花束の洒落た仕掛けやカトリーヌのコスプレ(和風)にうまく転化している。