さとし

ウォーリーのさとしのレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
3.7
宇宙の旅 パート3

これは思ったより宇宙が出てこなかったのが誤算でした。映画館で一度見てから11年後にアマゾンを通じて鑑賞したのですが、良かったです。若干眠くなったのは困ってしまいます。世界観が心地いのが特徴的です。あと前半の30分がサイレント映画のようにセリフがないのもいいですね。雰囲気に慣れていないと大変なことになります。

近未来の地球でBNL社による大量生産でゴミの収集が間に合わず、人が宇宙船アクシオスに載って生活していました。そのゴミを片づけるためロボット・ウオーリー(声・ベン バート)は1日働いてテレビを見て寝ると言うルーテイーンを送っていたのですが、ある日謎のロケットが地球に不時着しそこへ載っていたロボット・イヴ(声・エリッサ ナイト)がやって来ます。ウオーリーとイヴのロボット同士の交流が始まります。

主演のベン バートはピクサースタジオのスタッフだそうです。音響部門に努めてるそうです。イリッサ ナイトは「カーズ」にも出演してるそうです。私はピクサー作品の中で「カーズ」シリーズだけ未見です。不思議です。今度見てみます。その他船長だったりあの「2001年宇宙の旅」に出てくるハルへのオマージュとも取れるキャラが登場します。

監督は数々のピクサースタジオの名作を手がけピクサーのピークを支えたアンドリュー スタントン。脚本はスタントンと「シュガーラッシュ」を手掛けたジム リードン。撮影監督はこの作品が代表作のダニエル ファインバーグとジェレミー ラスキーです。
好きなシーンは砂嵐のシーン、ロケットにウオーリーがくっついていくシーンあとはあの伝説となった宇宙でのダンスシーンですね。とてもロマンに溢れる
素敵なシーンでした。あとイヴのデザインが「スター ウオーズ」ストームトウルーパーっぽいのも気に入っています。

しかし、傑作ではありません。とにかく眠くなってしまいます。アクションが少ないからとかではなくあまりにも温かい作品なのでうとうとしてしまいました。

面白かったですよ。ピクサーの次回作「トイ ストーリー4」も楽しみです。
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