このレビューはネタバレを含みます
ウエンツ瑛士が鬼太郎を演じるというので、観る前から「え～！？」と思いもしたけど、案の定鬼太郎の格好をしたウエンツにしか見えなかったｗ
基本的にどの役者も見た目を合わせているだけで本人のままに見えるんだよなあ。
その中では、ねずみ男の大泉洋と輪入道の西田敏行がケレンのある演技をしていて良い感じなんだけど…。
目玉のおやじはCGが浮き気味ながら、そのまんま。
一瞬「マトリックス」（バレットタイム）風味の画になったのは意味が分からないです。
パロディにしても旬を過ぎてるけどねえ。
ストーリーはGWの家族連れがターゲットの作品らしく、単純明快に突き進む。
まあそこに細かいことを求めはしないけど、やっぱり表面的なだけなので、話自体にはあんまり引き込まれない。
「ゲゲゲの鬼太郎」らしいギミックや仲間達の行動は一通り描けているのは良かったけどね。
きっとこの話でも、もっと熱のこもった演出なら俺も受け取り方が違ったのかも知れないけど…？
ただ、前振りであった開発反対運動の展開や、三浦の親父さんの窃盗罪のあたりがウヤムヤになっているのはどうなんだろうか、とは思う。
