のら

オカンの嫁入りののらのレビュー・感想・評価

オカンの嫁入り(2010年製作の映画)
3.5
ジャンルとしては「嫁の余命もの」で、他の同ジャンルの映画と同じと決めつけてしまいがちなのだが、主演の宮﨑あおいと桐谷健太がすごくはまっていて良い。

特に桐谷健太の気の良いあんちゃんというキャラが似合っているし。関西弁を話す宮﨑あおいも良くて、國村隼が運転する自転車に二人乗りして川釣りに行く宮﨑あおいは本当に良いシーンというか、この二人のやり取りは見ていて面白い。

もう一つは旬な役者二人にベテランの大竹しのぶと國村隼を持って来ているのもはまっていて、話自体は平凡な人情話だし、先に上げたように余命物で決まったオチに向かった話が進んでいくわけど、この二人がアクセントになることで、この平凡な話をここまで面白く出来るのかと関心する。
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