滝和也

エスケープ・フロム・L.A.の滝和也のレビュー・感想・評価

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)
3.3
あの男が帰ってきた!
その名は
スネーク・プリスケン!

眼帯に革のロングコート
にビッグガン!
カート・ラッセルの
伝説のB級近未来
アクション続編!

「エスケープ・フロム・L.A」

伝説のヒャッハーバイオレンスアクションの期待の続編ですが…
あれ?こんなにつまんなかったか…と言う(笑) やってる事は基本同じです…。

2000年巨大地震に襲われたロスは島になり、独裁国家となったアメリカの犯罪者を流刑する島に。大統領の独裁に反対した大統領令嬢は最終兵器の端末を盗みロスへ逃げ込んだ…。国は嘗ての大統領をNYから救ったスネークを見つけ、細菌兵器を打つことで、再び危険なミッションに投下する。タイミリミットは10時間。スネークは最終兵器をとりもどせるのか?

ストーリー見ても前作と同じ。今回は悪い大統領(笑) う〜ん同じならもう少し楽しめても良いのだが…。アクションに次ぐアクションなんですが前半眠くなる…。カートのキレが落ちたのか、イマイチスネークのカッコ良さが出てこない。

まぁ破滅した都市に巣食う犯罪者の群れなのでヒャッハーなんですが、そちらもイマイチ小ぎれいでピンとこない。スティーブ・ブシェミが蝙蝠みたいなキャラでいるんだけどこれもイマイチかな…。

ゴールしないと殺されるバスケや川での津波にサーフィンで乗るとか、ハングライダーでの急襲シーンとユーモア溢れるB級アクション連発なんだけどこれも微妙で刺さらない…。あ…ヒロインさんは刺さりましたけどね…あの扱いはあれは笑う…。

うーん。遥かに前作の雰囲気や金はないけどアイデアはあるみたいな方が面白かった。ラストの落ちもまぁそんなだろうなぁでしたからね。やはり焼き直しは焼き直しでしかなくて…これはハズレでした…。
滝和也

滝和也