ラーチャえだまめ

ターミネーター3のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ターミネーター3(2003年製作の映画)
2.8
公開当時まだ中学生だった頃、胸の高鳴りを抑えながら劇場に足を運んだもののフタを開けてみれば「コレジャナイ感」しかない本作で私は完全に「あ、このシリーズは終わったんだ」という哀しき現実を突きつけられた「ク○つまらないT3」のイメージしかなかったのだが……笑

あれから15年。本作のジョンコナーと同じく幼少期の面影すらなくなった今再び見返して観たら「T4」、そして「リヴート」と本作以上に続く「やっちまった」作を観た後で本作を見返すとなんだろう


「え、……メチャクチャマシやん笑」


この時はまだ今より若かったシュワちゃん、女型ターミネーター、ド派手なアクション、そしてシルバーマン博士……懐かしい。昔見た以上に本作は過去作(特にT2)の「オマージュ」だらけであることに気づいた。それは「リヴート」版のようなそっくりそのまま「模倣」ではなく、後の2作以上に本作は過去作への「愛」が感じられる、球体から裸のシュワがやってきていつものように田舎町のバーを見つけ衣服を拝借、の はずが………ジャケットに入ったトレードマークの「グラサン」をかけるはずが………実に「T愛」に満ち溢れているのを感じた。

ただし「愛」だけでは「面白いもの」はそう簡単には作れない…という事だ
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