ジャスミンとブレンダ。
観始めはブレンダのあまりのギスギスにどうなることかと思ったけど、最終的には良い関係になってふたりでニコニコしてたからほっとしました。
ジャスミン、貞淑そうな女性から、どんどん開放的に肌も見せてタトゥーも入れてマジックもして…っていきいきしてくるの素敵でした。最初しか出てこない夫の元で押し殺してたのかな自分を。
ブレンダも、子育てやらカフェやモーテルの切り盛りでいっぱいいっぱいになってて強がるしか無かったのかなって。でも、ジャスミンに子どもがいないことを知って、言い過ぎたごめんね…ってしおらしくなるの、子どもがいないことってそんなに寂しく思われる事なのかなとちょっと考え込みました。
同じ、夫と離れた妻っていう関係で通じ合ったのかもしれないな、ブレンダとジャスミン。この辺りの気持ち（特にブレンダ）の移り変わりががらっとくらいの変化だったのでびっくり。
バグダッド・カフェで働き始めたジャスミンの観光ビザが切れて帰国する事になったときのブレンダの悲しみはすごく伝わってきました。
なので、その後また身一つでジャスミンがやってきたのとても嬉しかったです。ふたりの再会のシーン良かった。
娘も息子も、息子の子ども（ブレンダの子どもかと思ってたので驚き）も可愛かったです。良い子たち。
ブレンダの夫が遠くから望遠鏡で様子を見てたのも良かった。
画家の人はちょっと苦手。あんなプロポーズあるかいと思ってしまった。。
Calling Youも良かったです。
広々として乾いたバグダッドの景色となんか良いな〜な映画の空気に合ってました。
ディレクターズカット版は色彩が補正されてるのかな？色が鮮やかに見えました。
