このレビューはネタバレを含みます
結婚式の 2日前にヴェガスでバチェラパーティした 4人組が、ドラッグで記憶を無くして目覚め、その夜なにがあったかを推理しつつ行方不明の新郎を探すコメディ。ストーリーはありがちな「大山鳴動して灯台下暗し」で、その大山鳴動も、最初にフルコース（ホテルの部屋に赤ちゃんもいればトラもいる）がお膳立てされるもそれぞれ個別事案で、一本の線に収束せず肩透かし食らった感。また、ブラックジャックでカードカウンティング（基本的に見たカードの記憶と確率計算と理解）を使って大勝するシーン、人物たちの脳内思考を表現するのに、関係ない数式を映像に重ねるのは興醒め（違法行為？なため、記憶と確率計算を明瞭に示すと支障あるのか？）。エンドクレディット中に、デジカメ内の写真で、起こったことの詳細を明瞭に認識するのはユニーク。アメリカでも世界でも大ヒットの要因は、「現実的に手が届くレヴェルのワンナイトセレブ」という大衆願望を上手く掴んだことか。サントラに並ぶイケイケ楽曲群がその気分をブースト
