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テルマエ・ロマエの会社員のレビュー・感想・評価

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)
3.0
古代ローマ人が、よりよい風呂を求めて現代日本にタイムスリップを繰り返す。

日本人でありながら日本人離れした顔立ち、主人公は阿部寛でなければ成り立たないと言える。現代日本の様々な技術に出会う度に見せる、深刻な表情がコミカルさを際立たせる。ローマ人を演じる豪華俳優陣、壮大な音楽も、まさに無駄遣い。

そしてストーリーはいつしか一人の技師の誇りや人生の物語へと、そして史実を左右するような歴史スペクタクルへと拡大していく。
銭湯、家、温泉、、、風呂は今も昔も人々に寄り添い、様々な形で癒しをもたらしてきた。風呂は本当に、人々を、歴史を動かす原動力になったのかもしれない。
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