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ジェヴォーダンの獣のkeeper7のレビュー・感想・評価

ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)
2.9
昔アメリカ人の友達にあなたが絶対好きなタイプの映画だからと半ば無理やり連れて行かれて観た作品。
18世紀のフランス、ジェボーダン地方という場所で謎の獣に多勢の人が襲われ命を失ったという実際にあった事件がベースとなった物語。
その事件を調査するために王室学者フロンサックとその相棒であり格闘技に長けた従者マニが現地へ赴くところからストーリーは始まる。

が、フランス言語に英語字幕で観たため、初見時正直ストーリーはあまり追えてなかった。
しかしそれでもシアトリカルな衣装や雰囲気、登場人物の設定など面白く、アクションの見せ方や武器の使い方がケレン味たっぷりで退屈はしなかった。
他にも実はフロンサックも強かったり、モニカ・ベルッチも美しいし(旦那も出演)、マニ役のマーク・ダカスコスが日本人の誰かに似てるなとか色々。

作品の長さもありダレる部分もあるが確かにつまらなくはなかったし厨2魂も持った自分好みの作品ではあった。監督がクリストフ・ガンズなので傑作にはなり得てないが 笑 。

アクション、推理、陰謀、宗教、復讐などの要素が沢山詰まった仕様で、何度も観ているうちに何故か好きになってくる不思議な魅力のある映画である。
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