キル・ビル Vol.2のKeNのレビュー・感想・評価

U-NEXTにて。再見。

Vol.1に引き続きVol.2も久しぶりに鑑賞。
Vol.1が日本の任侠ものの影響が強かったのに対し、続編のVol.2では香港のカンフー映画やマカロニ・ウエスタン作品へのタランティーノのオマージュの気持ちに溢れた復讐劇といったところか。
正直なところ、この題材 このストーリーでVol1&2で計4時間オーバーの物語はかなり冗長過ぎる感を否めないかな。その割にはいつものタランティーノらしいストーリーとは無関係の“他愛もない会話”や遊び心を感じるシーンも少なかったし…。そういう意味も含め 自分自身はタランティーノの作品としては、このふたつの『キル・ビル』シリーズは今ひとつの評価になってしまう。