とし

LOFT ロフトのとしのレビュー・感想・評価

LOFT ロフト(2005年製作の映画)
3.0
黒沢清監督による、ホラー映画です。ん?サスペンス?それともラブストーリー?いや…もしかして…コメディ(笑)?!

スランプ中の小説家・春名礼子は担当編集者・木島の紹介で郊外の古い洋館に引っ越す。ある夜、向かいにある大学の研修所に考古学者の吉岡誠が何かを運び込むのをみた礼子。それは何やら人の形をしており…気になった礼子は研修所に忍び込み、それの中身を見てしまう。それは古い、1000年前の女性のミイラであった…という内容です。

んー。最後まで起きて観ていたし、面白かった…んだと思うんですが。ぶっちゃけ、内容が良く理解出来ない。「え?どういう事なの?」みたいな。前に『回路』を観た時もそうだったのですが、この監督…素直に理解させる気、無いだろ!

ホラー映画なんですが、怖く無いし。サスペンスな要素を含みつつ、何故かラブストーリーに発展(何故、彼らが惹かれあったのかも謎)。そして所々に、ドリフのコントのようなシーン(いきなり落ちてきたリモコン装置が頭にガンと当たり、礼子が気を失うなど)もあり。行き着く先は、意味不明なラストという…。

礼子、引っ越した先に前の住人が残したものが山ほどあって…それをそのまま使うとか、気持ち悪過ぎ!知ってる人ならまだしも…。

吉岡、ほぼ初対面の相手に、「ミイラを預かってくれないか」とか…頭、大丈夫?そしてそれを快諾する礼子!うん、お似合いのカップルかも(笑)!

礼子、家に幽霊の出たのに…また普通にその家に戻るとか!メンタル強過ぎだろ(笑)!

極め付けは、映画終盤…ようやく吉岡に襲いかかったミイラに対し、吉岡が放つ一言!「動けるなら、最初からそうしろ!」いやまぁ、確かにそうなんだけどさ!世間ではそれを、『逆ギレ』と言うんじゃなかろーか?

ラストの話は、行数開けて書きますねー!



















ラスト、湖に沈めておいた箱の中から、亜矢の死体は消えており、何故か鎖に巻き付けられた状態で後から出てくるという…。何で、そーなったの?亜矢は引田天功の弟子か何かなの?
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