やまモン

第三の男のやまモンのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
4.0
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①戦後間もなくのウィーンが舞台。19'9年作ということで、時代的のほぼリアルタイムの作品である。

②当時の破壊されたウィーン。しかし、古きよき時代の残り香も消えていない。

③緊迫した内容で、上映時間に対して情報量は多い。話しの展開も興味をひかれるものであり、時間を感じさせない。

④内容はシリアスであるが、音楽はどこまでも優雅である。

⑤ラストの並木道のシーンは素晴らしい。

⑥古い作品であるが、今見ても遜色の無い完成度である。

⑦かつて学生の頃、ウィーンに行く前に観て以来であった。およそ20年ぶりだが、気持ちの高揚は色褪せない。

素晴らしい。