鷲尾翼

ボーン・アルティメイタムの鷲尾翼のレビュー・感想・評価

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
4.0
【まとめシネマ】#641

【まとめ】
* ボーンの孤独を強調する展開
* 全てを知り、新たな道へ
* あの音が一番気持ちいい瞬間

「ボーン」シリーズ三作目。

本作は、シリーズ特有のマット・デイモン演じる主人公、ジェイソン・ボーンの孤独な運命を強調する展開だ。

前作「スプレマシー」では、フランカ・ポテンテ演じる最愛のヒロイン・マリーを失い、本作でもボーンに関わる人が、ボーンの目の前で命を落とす。シリーズ最終章のクライマックスな展開が、ボーンの運命を、より強く描く。

本作で、主人公・ボーンの記憶が全て蘇る。全てを知ったボーンは、今までの「ジェイソン・ボーン」とは違う、新たな運命を歩む。その瞬間は、思わずニヤけてしまう。

シリーズお決まりのシーンといえば、エンドロールの「あの音」

本作は、シリーズの中でも最高のタイミングで、あの音が流れる。
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