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ファイト・クラブのJINのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.6
この作品はたぶん昔映画館で観たと思うんやけど、それすらもおぼろげで、ただ漠然と面白かったという記憶が残ってるだけだった。
ああ、でもそういえば『ファイト・クラブ』の小っこい石鹸を貰ったような気がするから、前売り券を買って観たんだろう(笑)
で、もう1回観直すつもりでだいぶ前にブルーレイを購入。
めっちゃ久しぶりに観てみたけど、オチだけは覚えてたので冷静に鑑賞。
今観てみると、何で昔は気付かなかったのかということがいろいろあって、ああ、こんなにも「I」視点の話だったんやなっていう。
いかにエドワード・ノートンが怪演していたか感心。
ブラッド・ピットがまたワイルドで男の色気みたいなものがたっぷりでカッコ良かった。
改めてデヴィッド・フィンチャー監督のカラーがごっつ出てるよね。
主人公が「生」を何によって実感していくのかっていう過程が面白かった。
男の場合、社会において闘争本能をどう昇華すれば良いか考えてしまった。
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