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ファインディング・ニモの群青のレビュー・感想・評価

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)
3.0
カクレクマノミを一躍有名にした作品。水族館でアレをみると皆カクレクマノミではなくニモと呼ぶ。ピクサーパワー笑

最初はニモのお父さんお母さんから始まる。調べたらカクレクマノミは集団で暮らし一番大きい奴がメスになり次に大きい奴がオスになるという。メスがいなくなると次に大きかったオスがメスに変わるという!すげ!じゃああのカップルはもしかすると…笑

話からそれたけど大筋はタイトル通りお父さんの息子探し。息子はというと水槽に連れ去られそこに元からいる熱帯魚たちと脱走を試みる。父も息子も未知の世界で奮闘しながら大事なものを知るという安定した話だ。

特に父にとって、子どもとの距離感が面白くもありリアルにも感じる。吹替が木梨憲武で、ちょっとうるさく感じるが親ってうるさいもんなんだよね笑
冒頭でなぜお父さんがニモに過剰な心配をしているかわかるのでお父さんの立場もわかる。
そんな性格を対照的なドリーと海流で出会ったウミガメさんが改めさせてくれる。

それは可愛い子には旅をさせろってことだよね〜

ニモもニモでお父さんは何もできない弱虫だと思っている。しかし親はこのためとあらば頑張るってのがわかってくれたから良かった。

最初とラストで関係がひっくり返る。これぞ親離れだね。

というか水がきれいだよッ!漂いたいッ!

続編にも期待である。
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