Shintaro

21グラムのShintaroのレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
3.6
レヴェナント面白かったですよ、ということで過去作をチェック。

イニャリ監督のコンプレックスかわからんが、親父の悩み主義なのか⁉︎

町山さんの言う通り、親父の苦悩とか大人になれない男みたいなそんな思いが多分あるんだろ〜監督。
でも、そこが好きなポイント。草食系男子が多いこの時代、女や子供に求められる事に応えられず嘆くやつはいっぱいだ。
それを意識してるやつにはガツンと来る作品では?

”命の重さが21gって不思議だよね〜” とかの表面的な作風だったらキレてたが、やはり天才監督、そんなことが言いたい訳ではなかった。
ポカンと抜けたものが埋めらない感覚と それが何のか分からない不安を感じる。
僕は 命にも似た自尊心の物語だと思う。
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