スカポンタンバイク

ビルとテッドの大冒険のスカポンタンバイクのレビュー・感想・評価

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)
4.4
凄え、幸せな気持ちになった。

「ビルとデッドの時空旅行」は映画館で観ていて、いつか前作も観たいなぁと思って何年も経ってしまっていたが、ようやく観た。

とにかくタイムマシン系で言われるSF的矛盾を片っ端から絵にしてしまうという力技というか、照れのない正面突破の志にめちゃくちゃ感心させられてしまった。鍵のタイムトリックには笑いが止まらなかった。そんな馬鹿な!!w
ビルとデッドのダメ学生のナウい適当なノリで全編進んでいく緩さも幸せな気持ちにさせられる。現代に連れてこられた偉人たちが自由奔放な感じも「これは観たことないな」という新鮮味が凄いあったし、偉人も結構しょうもない事で喜んでる感じが良かった。ベートーヴェンが電子ピアノと出会って大喜びしてるシーンは爆笑だったし、凄い幸福度に溢れてた。
とにかく幸せな映画だなぁという感想でしたね。みんな言う事だけど、キアヌがここまで全力でバカをやってる事には中々得難い感動がありますね。地獄旅行にも期待大。