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トリコロールに燃えてのyutaのネタバレレビュー・内容・結末

トリコロールに燃えて(2004年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦前から後にかけての激動の時代に、イギリス、フランス、スペインを舞台にしたラブ・ストーリーです。主演は、シャーリーズ・セロンさん。

第二次世界大戦直前の雨降る夜、イギリスの大学内の寮にてレポートを書いていたガイ(スチュアート・タウンゼントさん)のもとに、全身びしょ濡れのギルダ(シャーリーズ・セロンさん)が突然押しかけてくる。その晩、ガイはギルダと一晩共にする。ガイはギルダに強く惹かれるが、自由奔放なギルダは単身アメリカに渡り女優をしたりして、その3年後、ギャラリーを提供してくれるパトロンと一緒にフランスにやって来る。

大学を卒業して教師をしていたガイは、ギルダから手紙をもらいパリへ向かう。パリでギルダは写真のモデルをしてくれたスペイン人女性ミア(ペネロペ・クルスさん)と暮らしていた。
ギルダに写真の仕事を手伝って欲しいと言われたガイは、イギリスに戻ることをやめ、ギルダとミアと3人で同居生活を始めるが・・・。

映画の前半は、上流階級のギルダの自由奔放な言動に振り回されつつも、彼女に惹かれていくガイというお話でしたが、途中でミアが登場すると、突然ガイがギルダをパリに置いてまでスペインへ行き、戦争の真っ只中へ身を投じるというよくわからない展開になり、戦地で失意を味わったガイがパリに戻ると今度はギルダが何故かナチスの軍人と同棲していて、どんどん暗い話になって行きます。ガイ、ギルダ、ミアの3人は、それぞれ第二次大戦に巻き込まれてしまい気の毒な感じがしました。

最初に立ち返って見ると、ガイの部屋へのギルダ突然の訪問は、もしかすると計算したものだったのかもとも考えてしまいます。
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