ねつき

アメイジング・スパイダーマンのねつきのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「守れない約束もある」

映画として完成度高いな〜て感じ。さすが2作目ともあって、みんながスパーダーマンの何が見たいかちゃんとわかってる感じ。マルチバースのピーターパーカー知ってる我々からすると、こういうアクションが見たかったのよね〜という感じでありがたいし、今回はあんまり孤独じゃない。ベンおじさんと喧嘩始まった時は「やばいこれベンおじさん死ぬフラグやん」と思ったけど、そこはマイナーチェンジはありながらもちゃんとお決まりの流れ。どうやら普通の少年が大義に目覚めるには近しい人の死が手っ取り早く納得感もあるらしい。虎杖悠仁もそうだったし。結局手首に星のあるジョースター一族みたいな犯人は見つからなかったんだね。2で登場するのかしら。割とシリアスな感じで始まったと思いきや、初代ピーターより適応力高かったように思うしメンタルも強め。まあ早々に正体バラしたっていうのとMJが普通の女の子だったから救われたな。今作は周りに恵まれピーター。メイおばさんにもっと優しくしなさい。恋愛要素少なくてそこはなんか助かった。
そんで残念なのはなんと言ってもピーターの顔で、全然受け入れられないし、136分間ずっと「この顔か〜」と思いながら見ていた。マスク被ってる時はトムホランドなんだと思い込むようにしました。今回のピーター正体バラすことに抵抗なさすぎてすぐマスク取るから無理だったけど。やっぱスパーダーマンの柔軟性のある動きはサイコーにアンニュイで相変わらず1番好きです。顔が嫌だけど。ピーターは可愛い系の男やねん。1作目のヘタレ、2作目のモミアゲから、あのおしゃべりトムホランドスパイダーマンを作り出したMCUのセンス大好き。と、会えない時間で愛を育むタイプのファンです。
MCU目線で見るとやっぱスパーダーマンってキャプテン・アメリカの次くらいに弱いから、敵はちゃんとスパーダーマンが倒せるレベルのやつにしなきゃいけなくて、そこがちゃんと無理のない設定かどうかドキドキしちゃう。今回はひじょ〜にちょうどいいと思いました。結局緑のキャラは敵キャラって決まってるらしいからハルクの立場ないな〜と思ってかわいそうな気持ちになった。エマストーンはただのエマストーンだったので「エマストーンがスパイダーマンの世界にいるな」と思いながら最後まで見ていました。

とりあえず全然見たい気持ちなかったけど、ノーウェイホームまで完走するために頑張っています。あと1作。アメイジングスパイダーマン2はスパイダーマンシリーズ史上1番面白いと友人のお墨付きなので、期待してみちゃうぞ〜。
ねつき

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