このトムハンクスの若いこと!
ダリルハンナも究極可愛いかった。
1984年、大学4年の私は最終面接で東京に向かい、最終社長面接で「君は我が社に入ったら何が出来るかね?」と聞かれ、
「私はこの会社の潤滑油になり、組織を活性化して会社と共に成長できます!」
とカラ元気で答えた。
エネルギーを使い果たし、ヘロへロの私は新宿歌舞伎町の映画館でスプラッシュを観た。
初めてのトムハンクスとダリルハンナのピュアな恋物語は、私の綺麗事にしか聞こえない生き様を嘲笑うかのように胸にズシーンと響き渡った。
22年生きてきた中で多分映画館で一番泣いて記憶が飛んだ。
嗚咽してしゃくりあげた。
大阪→東京往復で使えた、青春18切符を何故か感動のどさくさで紛失して、大阪への帰り切符を買い直す事になってしまった。
トムハンクスは、ずーっと安定して素晴らしい映画に参加し続けている。
スプラッシュは私にとっての「いちご白書をもう一度」なのです。