大好きなチャプリンの代表作！
無声映画でこれだけ人を引き付ける映画はなかなか無いのでは、
機械化され、機械に振り回され人間らしい生活を奪われつつある
世の中を笑いで表現していて、凄く分かりやすく単純だけど
いつまでも、心に残っている作品です。
笑いあり涙あり、テンポもあって素晴らしい作品だと思います。
チャプリンが歯車にはさまれるシーンや、自動給食マシーンに
翻弄されるシーンなどは、あまりにも有名です。
大掛かりなセットや派手なアクションも無く、
声さえも無い（テイナテイナを歌うシーンのみ声がついています。）
それなのに、こんなにも心に響く作品を作れるなんて、
チャプリンは天才でしょう。
劇中で使われている「テイテイナ」や「スマイル」などの曲も
素晴らしいです。
特にチャプリン作曲の「スマイル」は色んな人がカバーされていて、
名曲ですね。
度重なる不幸をものともせず、希望を持って2人で手を取り合って
歩いていくラストが好きです。
