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君を想い、バスに乗るのスクリーンのレビュー・感想・評価

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)
5.0
90歳のトムが亡き妻との
"約束"を守る為に1350キロの壮大な旅に出る。
移動手段はローカルバス。高齢者の無料パスを使っての移動。
もう、どれだけの時間が
かかるのか?
その上、荷物はたった一つの古ぼけたカバンだけ。
でも、とっても大事な物が入っていそう。
体調が悪く、とっても辛そうで苦しそうな姿に
ハラハラしてしまいます。
そこまでして果たしたい
妻のとの約束とは?
それが分かった時、
自然に涙が溢れました。
あまり、セリフも無く、
大きな盛り上がりもありませんが、心に染みる作品だと思います。
ロードムービー大好きなわたしには、ピッタリの
良作です。

トムを演じたティモシー·
スポールが実年より
30歳程上のトムを、
特殊メイク無しで演じられたそうで、あまりの
リアルさに驚きました。
また、トムの旅が、
SMSで拡散していくけれど、本人は全く分かって無いところが面白い!
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