松原慶太

ホワット・ライズ・ビニースの松原慶太のレビュー・感想・評価

3.1
ロバートゼメキス監督による、ヒッチコック風味のスリラー。ミシェル・ファイファーとハリソン・フォードの幸せそうな家庭がじわじわと恐怖に巻き込まれていく話。

前半部分、ていねいに伏線を張り、サスペンスを構築していく手際がかなりいい。日常にしのびよる些細な不協和音、怪しい隣人、適度なミスリード、小さな物音の演出、水まわりの恐怖など、ヒッチふう演出をうまくちりばめて、なかなか見せます。ゼメキス監督こんなにテクニックあるとは知らなかった。

中盤以降、ホラー的な味付けに好みが分かれそうですが、僕はまあまあ許容範囲かと感じました。ラストちょっと蛇足感ありますが、娯楽作としては水準以上じゃないでしょうか。