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勇者の赤いバッヂのzhenli13のレビュー・感想・評価

勇者の赤いバッヂ(1950年製作の映画)
4.2
スタンダードサイズのぎゅっとした画面に叙事的なロングショットによる南北戦争と、前線でのオーディ・マーフィや兵士たちの感情の変遷をありありと伝えるクローズアップが併存していてすごい。遠い過去のはずの南北戦争から、単純に戦争は悲惨だし恐怖なのだということが短い尺でもめちゃくちゃ感じられる。当時反戦色が強いとして大幅にカットされたのもさもありなん。劇中ちゃんと名前で呼ばれてた彼らがエンドクレジットで「うるさい兵士」「若者」とアノニマスになる。
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