再見。硝煙と砂塵に覆い尽くされた戦場を捉えた混濁しきったロングショットが素晴らしい。脱走後のオーディ・マーフィはそうとは気づかれずあらゆる場所に出現するが、序盤の河の挿話が示すように南軍兵士もまた不…
>>続きを読む1951年製作。原作スティーヴン・クレイン。脚色ジョン・ヒューストン 、アルバート・バンド。監督ジョン・ヒューストン。映画館のチラシには、/ 1862年南北戦争、北軍に参加した新兵ヘンリーは実戦に怯…
>>続きを読む仕事をサボったり手を抜いたりしてしまって、別に誰にも見られていないのに後ろめたさからみんなに見えるところでめちゃくちゃ張り切っちゃうみたいな気持ち、卑小な会社員としてすごくよくわかります。ただ職場は…
>>続きを読む【詳述は『ゴングなき闘い』2024-8-16欄で】初めて16㍉版ノースーパーで観た時は無個性でいて高度にスタイリッシュな完成度に驚いたが、DVDレンタル、劇場で観てくと、現実とキャラへの、自分の感覚…
>>続きを読むということで本日の勝者。スクリーンでは初めてだが真正面から恐怖を覚えた。一貫して北軍の側に留まるキャメラとレコーダー。同一化とはこのようにして成る(黄金に染めることで須く跳ね除けたのが反同一化として…
>>続きを読むStrangerのジョン・ヒューストン特集、ラストとなる5本目。南北戦争を舞台に、一度は隊列から逃げ出した青年が戦闘の中で成長し勇気を獲得するまでを描く。成長というべきか、順応というべきか、洗脳とい…
>>続きを読む開けた土地で敵味方の歩兵の大部隊が横列に対峙する古典的な会戦。そこに投入される兵士たち。戦場を離脱した(脱走した)オーディ・マーフィーは森を駆け抜けあてなく彷徨った末に部隊に帰還する。そして次の戦闘…
>>続きを読む制作サイドの都合であろう馬鹿みたいなナレーションとは反対にオーディ•マーフィの顔は陰鬱な表情を浮かべ、横移動(逃走、復帰、旗)は悪印象のものであったり、途中で顔が差し込まれたりと爽快さとはかけ離れ…
>>続きを読むこのくらいの長さだと、惹きこまれたまま
あっという間に終わる感じが良い。
戦地でのメンタルのアップダウンと闘い
休む間もなく次の攻撃の指示
怖くて逃げ出したくなるのは自分だけか
葛藤にさいなまれる…