グラビティボルト

光る眼のグラビティボルトのレビュー・感想・評価

光る眼(1995年製作の映画)
3.9
ずっと前に録ってたやつ。
相変わらず冒頭からデデ〜〜ン!と乗せてくれるが今回は集団気絶から集団妊娠までの兆しの無さがとてもスリリングだったし、銀髪の子供が産まれてからは自意識を持った子が隊列からズレる/ズレないを巡る立ち位置の話になっていく。
勿論面白かった。
カーペンターの楽しい所って何でも見せてくれる部分だと思う。
この映画終盤、読心能力から逃れる為に主人公が習得した「心の壁」と
その壁が壊れる様を映したマインドバトルは役者の佇まいや子供と大人を同一フレームに納めない徹底等から切迫感持って見られる。