【今度は戦争だ‼️】
※過去鑑賞記録です。
うろ覚えですが、一作目同様に好きなので比較的しっかり覚えています。
そして今回もかなりネタバレします。未見の方は読まないことをオススメします。🙇
リドリー・スコットが監督して大ヒットを記録した『エイリアン』の続編です。
原題は「Aliens」でエイリアンの複数形ですね。
確かにエイリアンの数は一作目からどっと増えました。😱
監督がジェームス・キャメロンに交代したことによって、キャメロンが得意なアクション・スリラー映画に作風が変わったように思えました。
「今度は海兵隊員とエイリアンとの戦争🪖を描こう‼️」なんて自分には考えもしませんでしたが、やっぱりキャメロンは映画をヒットさせるのがうまいです。🤑
似たような作風の続編を作っても、“ぶ“が悪かったでしょうしね…。
『エイリアン(1作目)』ももちろん面白いです。
ただ、この『エイリアン2』も全然違うテイストのアクション映画として面白いので、どっちもアリだと思います。🙆
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【『ターミネーター2』と共通点が多いですね。】
前作であんな酷い目に遭ったのに、あの会社の役員:バークの口車に乗ってリプリーはまたあの星に行くことになります。😅
エイリアンを皆殺しにするためにリプリーは同乗しますが、バークの真意はそれとは真逆でした。
で、リプリー護衛の海軍メンバーも最初は余裕をかましてたものの、案の定、どんどん犠牲になって意気消沈していきます。⤵️
で、沢山いた海兵隊員たちもほとんど死んで、😇
最終的に
・主人公:リプリー
・海兵隊員:ヒックス
・ニュートって女の子
・アンドロイド:ビショップ
の4人だけ生き残ります。
この4人には血の繋がりはないけど、擬似家族👨👩👧的な関係になって、みんな眠りについて物語は終わります。
アンドロイド:ビショップがいい奴だったのはよかったです。リプリーもずっと半信半疑でしたからね…。
「「先に逃げやがった💢」と思いきや、単に不安定で迂回していただけだった。」ってめちゃくちゃホッとしました。😅
「人間にしちゃ、上出来だ。」ってのも名台詞ですね。
ジェームス・キャメロン監督は
1作目で悪者として描いたアンドロイドを、2作目で善玉にさせて観客の予想を裏切る設定が好きなんでしょう。
それから、
(これは穿った見方かもしれませんが、)
・強い女性(リプリー)の活躍
・可愛い子供(ニュート)との心の交流
・ヒックスとの恋愛関係
などは、
「こういうキャラクター設定なら観客は喜ぶんじゃないか❓」的なジェームス・キャメロン監督のある種のスケベ心が垣間見えます。
『ターミネーター2』と今作は共通点が多いですね。
それに、
・マシンガンに自動操縦装置をセットして、その弾がみるみる減っていって「ヤバいヤバいヤバい‼️」と思いきや、ギリギリで持ち堪える
・「(エイリアンが)どんどん近づいてくる‼️
10m……9m……8m……5m…4m……❓おかしいぞ‼️」から、天井裏を覗くとエイリアンがウジャウジャいる
・ラストでみんな生き延びたと思いきや、エイリアン・クイーンがビショップを襲って、からのパワー・ローダーとの対決
とか色々な局面でワクワクします。
キャメロン監督は「これでもか‼️これでもか‼️」と言わんばかりにスリリングな展開を畳み掛けるのがうまいですね。
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【エイリアンにとっては主人公たちの方が侵略者なんです。】
それに、『アバター』ともかなり似てますね。
ラストでやたらめったらデカいエイリアン・クイーンも登場しますが、
そいつとリプリーの操縦するパワー・ローダーとの対決なんて、『アバター』のラストのバトルそっくりです。
キャメロン監督のセルフパロディですね。
なにより、“人間が他の惑星に行って戦争する“って話自体が『アバター』と似てます。
ただ、よくよく考えたらエイリアンにとっては主人公たちの方が侵略者なんです。
あの惑星🪐に人間たちが近寄らなければ、
あの星の支配者がエイリアンになるだけで、エイリアンしか住んでいない人畜無害な星なんです。
逆に、エイリアンは他の惑星を侵略しに行けないわけですから。
『アバター』はちゃんと人間を悪者として描いていたのに対して、
『エイリアン2』はいかんせん、エイリアンが凶暴すぎて人間が侵略者(加害者)に見えません。
なんなら、エイリアンはなぜ人間を襲うのか❓もいまだによく分かりません。😅