まとぅん

ミリオンダラー・ベイビーのまとぅんのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
4.0
最近、心にズッシリ系が多い気がする🙃
???「もうやめて、とっくにまとぅんのライフはゼロよ!」

そしてこちらは、久々にイーストウッド監督作品。青春ボクシング映画と思っていたら大間違いでした🥊
以前、ご紹介をいただいた作品でもあり、アマプラの方で配信終了間近だったので駆け込み鑑賞🏃‍♂️


○アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を受賞した作品。
監督兼フランキー役イーストウッドをはじめ、マギー役はヒラリー・スワンク、他モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキーらが共演する。


ーロサンゼルスの寂れたボクシングジムの門を叩いた田舎育ちのマギー。ジムのオーナー兼トレーナーのフランキーは彼女を拒んでいたが、彼女の真剣さに打たれ、彼女のトレーナーとなる。お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄っていき...



↓ネタバレ含みます❗️



○うん、イーストウッド監督のヒューマンドラマを扱った作品やっぱ好きですね。ただ、今作は特に重い重い。
"まさかのラスト"までの過程が濃いので、オチの衝撃度が凄まじい。テーマも"まさか"でした。
そのため、「青春✨💦成長🔥」みたいな感じではなく、光も少なく終始画面内は暗めでした。


○愛情を受けることなく育った女性マギーはプロボクサーを目指し、ボクシングジムのオーナーのフランキーと出会うが、彼もまた娘と疎遠になっているほど哀しい人物。

最初はトレーナーのオファーを拒みながらも徐々にマギーの熱意に押されたフランキーはタッグを組む。そして、彼女がプロボクサーとなって活躍した先に起こった悲劇...


○彼女が羽織るガウンに刺繍された「モ・クシュラ」=「愛する人よ、お前は私の血」。
その意味が明かされるタイミングよ😔
その時のマギーの微笑んだ顔よ😔
愛されず、愛することが出来なかった2人の固い絆は、本来あるべき親子そのものでした。
フランキーの決断には、公開当時は賛否分かれて騒がれていたでしょうね。

ショックはデカいけど、フランキー自身はマギーへの"我が子のような愛情"もあり、彼女の意思を尊重した結果。マギーを唯一愛したフランキーだからこそ責められないなと。

意気消沈中...🥲

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結構前になりますが、紹介してくださったーRuuー様、こけぴー様ありがとうございました🙇‍♂️
まとぅん

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