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レスラーのJINのレビュー・感想・評価

レスラー(2008年製作の映画)
4.5
プロレスは人生の縮図。
人気レスラーがピークを過ぎ、落ちぶれながらも必死に生きていく陰の部分に人生の悲哀を感じずにはいられない。
プロレスファンとしてはあまり見たくない部分もしっかり盛り込まれていてリアルだった。
『ブラック・スワン』の監督だけあって、あの演出同様同じ衝撃がある。 
この映画は最初、制作会社はニコラス・ケイジを主演に起用しようとしてたらしい。
でもミッキー・ロークで正解だったと思う。
あの大きいけどボロボロの肉体、あのおちぶれた人気レスラーの雰囲気はニコラス・ケイジでは説得力が出なかったやろうしね。
何か忘れられない映画の一つとなった。
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