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飛びだす人造人間キカイダーのHKのレビュー・感想・評価

3.0
人造人間キカイダーの劇場版

当時まだ発達途上段階の3Dメガネを使用しての劇場公開であったが、いざ使用する場面に入る前にナレーションでいうところが子供たち向けで良かったが、これが子供の時に劇場で他の子どもたちと一緒に立体カメラを付けて見ていれば盛り上がって興奮してキャッキャウフフしていたかもしれないが、自宅のパソコンでそれもかけずに小さな画面で見ていると別の意味で滑稽に見える。しかし、これはこれでとても愛らしいシーンであった。

石ノ森原作の特撮映画で通じることは、テレビシリーズで倒された怪人たちが、何らかの原因で復活して崖の上で横に並んで集合し、一人一人懇切丁寧に名乗った後に「かかれ!」と言われてから襲い掛かる。ここまでの流れが恒例行事そして様式美と化しているのである。

ストーリーも、単純明快で面白かった。個人的には探偵のハンペンさんが一番面白かった。何をしたいんだか分からない所が良かった。ペンダントのところとかうまいとか思ったがやはり最後にしくじっちゃうのが可愛いと思った。

アクションはやはり良かったと思う。毎回ジャンプして体を捻るシーンはとても良かったと思う。

キカイダーリブートも見てみたいと思った。
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