茶一郎

ホステル2の茶一郎のレビュー・感想・評価

ホステル2(2007年製作の映画)
4.1
『プロフェッショナル 仕事の流儀 〜拷問クラブ運営〜』

  もうこれは昔話として幼稚園で読み聞かせした方が良いんじゃないか、と思うほど教訓じみている。溜飲が下がる見事な因果応報。三ツ矢サイダーを飲んだ後のような爽快感が広がる。

 教訓1 『旅行先では知らない人についていかない』
 
 知らない人についていくと拷問クラブに売られちゃうよ。今作はそのクラブ運営側からの視点が描かれているのが面白い。殺されるのは大変、殺すのも大変。旅行先では調子に乗ってハメを外しすぎないようにしよう。

 教訓2 『容姿なんか関係ない。人とは公平に接しよう』

 しっかり人を描ける作り手のホラーは感情移入で揺さぶられるものがある。どんな人にも思いやりを持って接しよう。

 教訓3 『クソ男の〇〇は切ろう』

 人を殺すことで真の男になることができる、と信じて行動する人がいる。時代遅れの女性差別者なんてブッ飛ばしてしまおう。
茶一郎

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