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満山紅柿 上山 ― 柿と人とのゆきかい

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『満山紅柿 上山 ― 柿と人とのゆきかい』に投稿された感想・評価

mingo
3.9
面白い。デコシコデコシコて擬音表現はじめて聞いた。柿の刺し方で熟練具合が分かると説く柿じいさん、長年続く上山のほし紅柿の職人の極意に耳を傾けると綺麗かつ無機質な現在の工業デザインとは正反対の失われていく伝統工芸や自転車で柿剥き機を作ってしまう「生活の知恵」にこそデザインの機能性が本来あると気付かされる。便利になりさらに手間を無くそうとしたその先に人間的な豊かさはあるのかと真に思う。デジタル人材ばかりに目を向ける現代だが「跡を継ぎ後世に伝える」ことが最も先決であることを本作から教わる。
一
-
小川紳介の死後、『1000年刻みの日時計』で使われなかった干し柿作りのパートを中国の映画作家・彭小蓮が一本の映画として完成させた作品。柿の干し棚の前にカメラを構える小川と田村にいきなり「アンタたちなにやってんだぁ?」「牧野の小川さんか あの有名な」と激フランクに話しかけるジジイがかなりイイ。そこからこの土地の紅柿の特別性の話を引き出すのも流石だ。いやただジジイが喋りたがりなんだろうが。戦後の進駐軍の話も抜群に面白いし。自転車の部品を使ったものから電動のものまで柿の皮剥き器の開発に勤しむおっちゃんが、彭監督が撮影した15年後にもまだその改良に腐心している様にはなんだか元気づけられるし、創意工夫で同録機材を手作りした“機械バカ”な小川プロのスタッフたちと不思議に重なるところもある。

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